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いつ頃だっただろう?
私が中学生か?高校生だった頃、、、
今から50年以上も前に夢中になって読んだ本。
主人公 兵藤怜子 ・・・
若さのもつ脆さ、奔放さ、残酷さを見事に
描いた傑作。
確か、 亀井光代 根上淳 小幡絹代で
TVドラマ化もされて、見たのを覚えています。
(古いことはよく覚えているものですね)
本の一節 主人公 ・・・
「パンないの?」
わたしは、朝、ご飯を食べたくない。
食欲がなくて、あの粒々ひかったご飯をのみこむと
胃に食物ではないなにかが詰まったような気がする。
その時分、すっかり主人公玲子に傾倒していた私は
朝、ご飯を食べるのは「格好が悪い」と思い込んで
その時から朝食はパンと決め、現在に至っています。
でも勝手なもので、旅に行くと朝食は「和食」、、、
ご飯をおかわりまでして「美味しい♪」と食べるのです。
若い頃の感受性というか純粋さが、この年になっても
食生活に影響しているとは我ながら驚きです。
小麦不足の値上がりで「朝食はご飯を食べましょう」と
推奨されることで思い出した 小説「挽歌」。
以前、古本で見つけ、もう一度読んでみましたが
若い頃のあの感動は当然ながらありませんでした。。。
今年の干支、虎の子兄弟です
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