グランマの信州日記

〜ここ信州で生きて行く〜

パリの空の下で、息子と僕の3000日

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読み終わるのがすごく残念で、もっと読んでいたかった本。

 

 

(本の紹介文より)

幸せというものは、欲ばらない時にすっとやってきて
寄り添う優しい光のようなものじゃないか。


ぼくが離婚をしたのは息子が10歳になったばかりの年だった。
本書は14歳の頃からスタートするが、回想するように息子が
10歳だった当時に遡ることもある。

小学生が大学生になるまでの間の父子の心の旅の記録である

友達の、、、

「今読んでいる本。息子さんに対する父ちゃんの愛が感じられます」

とのコメントだったので、早速私も買ってみました。

 

しばらく前から、辻仁成氏のツイッターや今日の日記をフォローしている

ので、親しみを感じて読み進みました。

日記形式のエッセイで、息子と父ちゃんの何気ない日常のやりとりですが

奥が深く、成長していく息子に対する父ちゃんのオロオロさが微笑しくて

文章にできない多くの葛藤も読み取れて、引き込まれるようにページを

めくりました。

 

宣伝の文言と違って、友達が面白いと評した本にはハズレがありません。

とっても面白かったです。

 

 

  

 

 

日記形式の本は好きです。

最初に読んだのは「アンネの日記」。

 

そして、最も愛読したのは「富士日記武田百合子著 です。

富士山の裾野に山小屋を建て、夫の武田泰淳と東京から通うという内容

ですが、武田百合子の感性というか文章力が素晴らしく虜になりました。

丁度、読んだのが信州荒船山の麓に山小屋を買って週末になると亡夫と

通った時期だったので本の内容と重なって、上・中・下巻と楽しく夢中

になって繰り返し読みました。

 

 

今は、枕元に メイ・サートン「70歳の日記」「74歳の日記」を置いて

時々読んでいます。

 

 

「70歳の日記」紹介文・・・

残された時間は多くない。故郷ベルギーから切り離された孤立感も深い。

しかし「今の私は、生涯でいちばん自分らしい」。

出会いと喪失、発見にみちた濃密な一年。

 

「74歳の日記」紹介文・・・

73歳の冬に脳梗塞を起こし、気づいたことがあった―

「健康な人には分からないことがある」。

どんなときにも人生の探検者でありつづけ、ふたたび元気になるまで。

 

どちらの本も、一人暮らしながら自然に囲まれ花や庭をそして動物を愛し

訪ねてくる友人知人も多く、何気ない日常ながら魅了される文章です。

物語ではないので、好きな時好きなページをめくります。

4月には4月の項を、8月なら8月の項を。

 

日記には、作者が生きた日常が綴られているので、物語にはない魅力を

感じるので好きなのかも知れません。。。

 

 

 

 今年の干支、虎の子兄弟です 

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