グランマの信州日記

〜ここ信州で生きて行く〜

敬老の日 / ボケて救われた母

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敬老の日

次女から届いたのは、、、

美味しそうな松坂牛のハンバーグでした。

 

 

良質のタンパク質を摂って、健康長寿の糧にします。

ありがとう🎶

 

 🇬🇧  🇬🇧  🇬🇧  🇬🇧  🇬🇧

 

エリザベス女王の荘厳な国葬をTVで観ました。

只々、大英帝国の威厳に圧倒されて感動しました。

女王陛下、安らかにお眠りください。

 

96歳で天に召された女王陛下でしたが、、、

私の母は95歳で三年前に亡くなりました。

 

その昔、、、

母の親(私の祖母)が、身内の葬式の時、、、

「私を迎えに来ちゃダメだよ〜!」と叫んだとかで、

「死者が迎えに来る」それが幼少の母にはトラウマに

なったのでしょうか?

死んだら「無になる」というのが口癖で、、、

ひどく「死」を忌み嫌い、恐れる人でした。

(誰でも大なり小なり、そうですが、、、)

 

ある時、、、

旅行先で有名な人の墓石を写真に収めようとしたら、

母に「お墓なんて写すもんじゃないよ」とピシャリと

叱られました。

 

そんな感じで、、、

墓地、お寺には絶対と言っていいほど行かない人でした。

行かなければならない時は、必ず具合が悪くなって。

 

 

 

母が、仏壇にお線香をあげて手を合わせている姿も見た

記憶はありません。線香は煙たくて嫌だと。

 

いつも同居していた姉が、、、これまた全く逆で信心深く

毎朝丁寧に手を合わせていました。今もです。

 

そんな姉が、家の中の気が悪いからと知人に勧められて

トライアングルの様な鐘を買ったそうです。

 

そして、家の中を「チ〜ン、チ〜ン」と鳴らして気を良くして

歩いたら、、、

その時は寝たきりになって認知が始まっていた母が

「ぎゃー!!! 死神が迎えにきた!!!」と泣き叫んだとか。

後日「かわいそうな事をしちゃったわ」と姉から聞きました。

 

その母も亡くなる一年前位から、100%の認知症になって

特別養護老人ホームで寝ているか、窓の外を見ているかの

状態になり、ある晩に眠っているうちに静かに亡くなりました。

 

姉と、、、

「ボケて何も分からなくなってから亡くなって本当によかった」

と胸を撫で下ろしたのでした。。。

 

余談ですが、私は彼岸花が苦手です。

誰かが「血塗れの手がお墓の中から呼んでいるような花」と

言ったのを聞いてからです。

 

 

 

 今年の干支、虎の子兄弟です 

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