グランマの信州日記

〜ここ信州で生きて行く〜

ストーマを頑なに拒否した夫

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亡夫、、、大腸癌がわかったのは69歳の時でした。

 

主治医の意見は、癌は肛門に近いところにあるのでストーマ

(人口肛門)になりますと。

 

ですが、、、

それまでストーマがどんなものか知らなかった主人は、頑なに

拒否したのです。

 

 

 

手術が終わり、麻酔から覚めた主人はまず「肛門は温存か?」と

聞いたくらいです。

 

主治医は「手術の進め方等で医局で話し合った時、誰もがストーマ

にするしかないという意見でしたが、あえてご主人の希望を優先して

肛門を温存しました」と術後に説明されました。

 

手術後、傷口の関係で「仮のストーマ」をつけましたが、3ヶ月後には

取り外されました。

 

  

 

さあ、、、

「肛門を温存」してもらったものの、それからが大変でした。

 

肛門の筋肉を大部分切除したので、コントロールが全く効かないのです。

いわゆる垂れ流し状態みたいでした。

時間と共に、他の筋肉が代替するかも、、、と期待したのですが、

やはり無理で、ただれ方が半端なくとても痛そうでした。

 

椅子にもドーナツ型のクッションがなければ座れません。

湯船にも、しみて痛くて入れません。

   

半年が過ぎる頃、あまりの痛さに車の運転もままならなくなった時、

やっと主人もストーマにすることを決心しました。

 

再手術は、主治医の先生は他の病院へ転勤されて別の先生でしたが、

主治医の先生もきっとこうなることは分かっていても、主人の強い希望を

優先してくださったのだと感謝しています。

 

 

 

 

あまりにもシビアな話題でしたが、、、

私も含めて、これから誰しもが直面するかもしれないことなので、

参考になるかと思い、あえて記事にしてみました。。。

 

 

 今年の干支、虎の子兄弟です 

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