グランマの信州日記

〜ここ信州で生きて行く〜

人から見たら悲劇かもしれない人生 / 佐藤愛子

くまさん兄弟に応援ポチお願いします

にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへ
にほんブログ村

 

 
93歳“荒らくれ女"の幸福論 佐藤愛子の波乱に満ちた人生


『それでもこの世は悪くなかった』



内容紹介
人から見たら悲劇かもしれない人生。
しかし、正々堂々、力いっぱい生きた私はいま、満足だ
――こんな佐藤愛子は、どうしてできた?


私の言うことなど誰もわかってくれないと思っていましたからね。
「そうか、こんなにわかってくれる人がいたのか」と嬉しい気持はあります。
でもね、私の本がこんなに読まれるなんて、世も末ですよ(笑)。


「九十歳。何がめでたい」 で 大ブ-ムとなった佐藤愛子氏。

書店で、なにげなく 「それでもこの世は~」の本をパラパラと

立ち読みしていたら、遠藤周作氏とのやり取りが実に面白く、

ゆっくり読みたくなって、買ってみました。


遠藤周作さんがよく言っていましたよ。

電車の中で僕らと同じくらいの年齢のオバハンが座って
いるだろう?
それを見たらオレは言いたくなるんだよ、
お互いによくがんばったなぁ、と。

遠藤さんは私と同い年ですからね、

「君を見てもそう思うんだよなぁ、ようがんばったなぁ、
ねぎらい合いたいなぁ」と、折に触れ言っていました。

私も同感なんです。共に苦難をくぐり抜けた同胞よ、
という感じがね、同世代に持つ感慨です。



あとは、川上宗薫色川武大などとの交流が何とも面白くて、

一気読みしました。


私の信条はね、お金がある時はあるように暮らせばいい。
無い時は無いように暮らせばいい。それでいいじゃないか。
それだけの柔軟性を持つことが、静かに暮らせるコツだと思うんですよ。



当たり前のことでも、この人にかかると説得力が加わるから不思議です。

なんとも爽やかな読後、、、

「やっぱり スゴイ方だわ」


今日の浅間山
雪もめっきり少なくなりました。。。
 

 

今年の干支、うさぎ姉妹 応援ポチ ありがとうございます。