グランマの信州日記

〜ここ信州で生きて行く〜

せっかく行ったのに雨に降られて / 姥捨

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午前9時23分小諸駅発  長野行き しなの鉄道 に乗る予定が、、、

出かけるのに手間取って間に合いそうもありません。

 

次の列車は10時33分。

 

そこで一般道をトコトコと車で行ってみよう、、、ということになりました。

 

 

 

 

 

目的地は「姥捨(うばすて)棚田」です。

一度行ってみたいと思っていたのですが、なかなか機会がなくて

行きそびれていた場所です。

 

(画像はネットより)

 

 

(姥捨の由来)

昔、年よりの大きらいな殿様がいて「60歳になった年よりは山に捨てること」

というおふれを出しました。

ある日のこと、一人の若い男が60歳になった母親をせおって山道を登って

いきました。

年よりを捨てるのは深い深い山おくです。

男は、殿様の命令にそむくかくごを決め、母親を家につれて帰りました。

しばらくして、隣の国から「灰(はい)で縄(なわ)をないなさい。

できなければあなたの国をせめる」と言ってきました。

殿様はこまりはて、だれか知恵(ちえ)のある者はいないかと国中におふれを

出しました。

男がこのことを母親に聞くと「塩に水にひたしたわらで縄をなって焼けばよい」

と教えられ、男はこのとおりに灰の縄を作り、との様にさし出しました。

また次には、曲がりくねった穴の空いた玉に糸を通せというのです。

今度も男は母親に「1つの穴のまわりに蜂蜜をぬり、反対がわの穴から糸を

つけたアリを入れなさい」と教えられ、との様につたえました。

すると、隣の国では「こんな知恵者がいる国とたたかっても、勝てるわけがない」

と攻め込むのをあきらめてしまいました。

殿様はたいそう喜び、「なるほど、年よりというものはありがたいものだ」と、

殿様は自分の考えが間違っていたことに気づき、おふれを出して年よりを捨てる

ことを止めさせました。

それからは、どの家でも年老いた親となかよく暮らせるようになりました。

 

姥捨駅を目指して「Googleナビ」で行ったのですが、思ったより近くて2時間も

かからないで目的地につきました。

でも、ついた途端に雨がポツポツ、、、駅で棚田への道順を聞いたのですが、

雨脚も強くなってきて、結構歩くみたいなので途中で断念しました。

 

 

今年は稲刈りも早くて、もう見頃も過ぎているとのことでした。

 

(途中から見た景色)

 

人出が多いかもと思っていたのですが、高齢ご夫婦の3組とすれちがっただけ。

 

 

 

 

娘は昨夜は友人と会って帰りが遅く、また今朝は早々と燃えるゴミを出してと、、、

仕事が休みの日なのに連れ出して、雨に降られてつまらない棚田で申し訳なかったと

思ったのですが、、、

「これはこれで結構面白かった」と言ってくれたのでやれやれでした。

 

次回はリベンジで来年初夏 田植えが終わった頃に行ってみることにします。

 

 

 

 

昼食は、姥捨駅付近では見つけることができなくて上田の市街に戻ってから、

和食の店で食べました。

 

 

「姥捨のあった時代に生きていなくて、本当に良かった!」と思いながら、美味しく

感謝して頂きました。。。

 

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