グランマの信州日記

〜ここ信州で生きて行く〜

74歳 / 心の中にしか住む場所がない

くまさん兄弟に応援ポチお願いします

にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへ
にほんブログ村

 

谷村新司さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

 

 

 

TVでは、司会者やコメンテーターが盛んに、、、

「74歳 お若かった。残念です!」と口を揃えていました。

 

74歳が若いのではなく、74歳は亡くなるには若い歳と言うことですが、

亡くなるのに適齢期なんてあるのでしょうか?

「お若かった」の連発にちょっとだけ違和感を感じました。

 

私の夫も74歳で癌で亡くなりました。

 

そして私も今74歳です。

 

 

 

最近、爽やかな秋晴れの日が続いていますが、朝晩の冷え込みは厳しくなって

きています。

 

そんな気候のせいでしょうか。

 

亡くなった仲良しの友人達や、、、

今は亡き両親のこと、、、

そして、夫のことを思い出すことが多くなっています。

 

日がな、走馬灯のように思い出が次々と懐かしく、また悲しく脳裏に浮かんで

きます。

 

アリスの矢沢透氏が谷村新司さんへの追悼文の中で、、、

 

「谷村は、僕たちのみんなの心の中にしか住む場所がないのです。

思い出せば必ず胸にやってきます、どうか谷村を忘れないでください」

 

と書かれていました。

 

そう・・・亡くなった人たちは心の中で生き続けますが、、、

新しい思い出はもう作れません。

過去の思い出に浸って忍ぶことしかできないのです。

 

 

 

そんな事を寂しく思いながら、故人を想い秋の夜長を過ごしていると、、、

「老人うつ」の落とし穴に落ちそうで、はっと我にかえりました。

 

そう、私はまだ生きている・・・

お腹が空くし、暑い寒いも感じる。

まだ続く明日のために目を覚さなければ。。。

 

 

今年の干支、うさぎ姉妹 応援ポチ ありがとうございます。