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朝晩と日中の寒暖差が半端なく大きい信州。
明朝は「霜注意報」が出ました。
今日は地域の拡声機で「行方不明者の情報提供のお願い」
アナウンスがありました。
いなくなったのは８０歳のおばあちゃん。
身長、身体的特徴、着ている服の色、靴の色などを
細かくアナウンスしています。
そして暫くしてから、「先程の行方不明者無事に発見」の
アナウンスがあったので、他人事ながらほっとしました。
時として、夕方にこの類のアナウンスがあることがあります。
おばあちゃんだったり、おじいちゃんだったり。
日暮れてグッと寒くなる季節、大丈夫かしらと心配になります。
その後の「行方不明者発見」のお知らせに「無事」とか「保護」
という言葉がついていると「あぁ、良かった」と胸を撫で下ろします。
「行方不明者は発見されました」というのが一番嫌です。
多分、無事じゃなかったと推測するからです。
私の祖母も、認知症初期の時にはよく徘徊していました。
その頃（昭和末期）は、まだ地元の商店などが繁盛していて、、、
商品配達の八百屋のおじさんが「お宅のおばあちゃん、どこそこを
歩いていたよ」と知らせてくれたりしたものでした。
そんな昔ながらの個人商店は、今はコンビニに変わってしまいました。
友人のご主人がやはり認知症で、気づかぬうちに出て行ってしまうので
GPS（発信器）搭載の靴にしたそうですが、電池式なので肝心な時に
電池切れだったとこぼしているのを聞いたことがあります。
また、親戚の叔父は徘徊の末、海辺で行き倒れて身元不明者として埋葬
されていたそうです。その海が家から遠かったので、捜索願の情報が
届かなかったとのこと。
悲しい出来事でした。。。
今年の干支、虎の子兄弟です
