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神奈川県に住む義姉、御年８５歳。
今年も律儀に「お歳暮」を贈ってくださいました。
贈ってくださるのは盆も暮れも決まって「肉まんセット」。
実は娘も私もどういう訳か「肉まん」は好きではありません。
でも「喜んで頂きます」とお礼の電話をかけました。
その義姉、まだ週３〜４日居酒屋で働いているそうです。
夕方５時くらいから家に帰るのは夜11時過ぎだとか。
「一人暮らしだから家にいても仕方ないから働く」のだそうで、
自信たっぷりの様子です。
それを聞いて、、、
「偉いですね！」 「見習わなくちゃあ」 「お元気ですね」
と答えます。
決して、、、
「お疲れでしょう」とか「大変ですね」「無理じゃないですか」
などとマイナスなことは言いません。
その実、義姉の亡連合いは自営業だったので収入は「国民年金」。
とにかく、義姉は買い物が好きでそれを皆に配るのが大好き。
うちに来る時も、リクサックと両手に紙袋ぎっしりとお土産持参で
きます。
「肉まん」に始まり「炒り粉だし」「京樽の漬物」「魚の粕漬け」
「ラムレーズンサンド」などなど、、、
うちだけでなく、先祖の墓参りに行く田舎の親戚中にも「大盤振る舞い」
というくらいお土産を持っていきます。
それが何よりの楽しみのようですが、当然支出は大変だと思います。
とても年金だけでは足りないので働いているのでしょう。
かれこれ２０年近く働いている居酒屋なので、オーナーとは身内同然
のようで、、、
「やめてくれって言われない限り働く」そうです。
オーナーも諸事情を考慮して「やめてくれ」とはいえないのかも
知れません。
しかし「８５歳で働く」なんて大変で気の毒に映るかもしれませんが、
働ける体力とパワーはあっぱれだと拍手を送りたいです。
ただやはりとても疲れるらしく、帰ってからは「バタンキュー」で
仕事に出かけるまでは横になっていることが多いと呟いていました。
年金は少ないし、貯金もあまり無さそうですが、、、
８５歳になっても働ける健康な身体と精神力は何よりも素晴らしい
財産だと称賛に値すると思います。。。
今年の干支、虎の子兄弟です
