訪れた「農家民宿」の夕食は、熊と猪の肉でした。
鶏や豚、牛などのスーパーで買える肉は食用として
飼育されたものなので、私にとっては抵抗なくお肉。
でも熊や猪は、原野を駆け廻っていた動物を駆除した物
なので肉というより命。
命を頂く。
物珍しくもあり、食べる時はちょっと緊張しました。
これはイノシシ。
柔らかく下処理をして、下味をつけてあったので、
豚肉の類で食べやすかったです。
脂の部分もしつこくなく、特有の匂いもありません。
こちらは熊。
薄くスライスしてあり、塩でいただきますが焼くとちりちりで
一枚目は、塩を付けすぎて塩っぱいだけで味はわからず。
二口目、何もつけずに頂きましたが味も臭いも感ずることなく
意外とあっさり。
部位は太ももだそうで、これだけ脂身が多いのは冬眠に入る
前の肥えた時の一番美味しい肉と思われます。
焼いて食べるより、しゃぶしゃぶ風に鍋か煮物にしたほうが
私には食べやすく感じました。
「農家民宿」の女将は、狩猟の免許と肉を捌く資格を持って
おられ、地元の男衆と狩りにも行くし、、、
また、愛犬アムちゃんとも狩猟に出かけるとか。
頼もしい限りです。
ジビエ料理に興味のある方は、ぜひ訪れてみて下さい。
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