グランマの信州日記

〜ここ信州で生きて行く〜

高齢者の趣味「家庭菜園」の問題点

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少し前まで「トマト一個300円」などとTVで騒いでいました。

 

それを聞いたので、未だに庭のトマトを片付けないでいます。

赤くなるのは遅くなりましたが、まだボチボチと収穫できるので。

 

例年だととっくに霜にやられて枯れるピーマンやシシトウ 、ルッコラ

もまだ青々しています。

 



我が地元の「佐久総合病院」、、

故若月俊一医師が生涯をかけて地域医療を実践・発展させ「農民とともに」

という合言葉で知られており、農村の健康作りを指導しています。

 

その結果、農業に従事している人は健康であるということだそうです。

 

そして、高齢者の生きがい、楽しみに「旅行」と並んで「家庭菜園」が必ず

あげられます。

 

それだけ、太陽のもと土に勤しむのは健康には良いようで、私も野菜作りを

楽しみにしています。

 

 

 

 

ところが、農業を生業として市場や直売所に卸している場合は別として、

一般人が趣味で野菜作りをしている場合、困るのはその野菜を消費しきれない

という問題です。

 

まぁ、食べ切れないほどの豊作なら良しとすべきですが、我が家のように

娘と二人暮らしだと、普通の出来でも持て余してしまいます。

 

特にきゅうりなどは、いっぺんに沢山なるので食べきれず、、、

「きゅうりのQちゃん」を作ったこともありましたが、今度はそのQちゃん

がいつまでも冷凍庫に眠っている。

 

きゅうりのままならいざ知らず、「きゅうりのQちゃん」に至っては

醤油、みりんなどの調味料やガス代など掛かっているので、もったいなくて

処分もできず、さりとて二人では食べきれないのです。

(娘は漬物関係はあまり食べない・・・)

 

きゅうりに限らず、ズッキーニやなすも然り。

 

頑張って料理しても、作りすぎで余ってしまうというジレンマ。

 

 

 

「団地暮らしYouTuber の多良美智子さん」の、、、

お孫さんのアース君が「もうベランダで野菜を作らないの?」と聞いた時

「もう一人だと食べきれないからやめたの」と答えるシーンが印象的でした。

 

野菜作りは健康に良いし、楽しいし、多少足腰が弱っても自分のペースで

出来ますが、一人もしくは二人家族だとこういう問題点もある。

 

さりとて、出来すぎて食べきれない野菜でも寄付するほどの量ではないし

寄付できる施設もわかりません。

お裾分けしようにも、お隣にもきゅうりがタワワになっているし。

 

 

 

 

もちろん、起きるかもしれない「食糧危機」や無農薬による「食の安全」の

観点からは、「家庭菜園」の意義が大きいのは分かっています。

 

SDGs「持続可能な農業」、、、

せめて出来過ぎ野菜をゴミにしないで、庭の隅に堆肥として積むことで、

多少良心は痛まないで済んでいます。。。

 

 

今年の干支、うさぎ姉妹 応援ポチ ありがとうございます。